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「ハァハァ、逃げなきゃ、逃げなきゃ殺される」
「何で、何であいつが裏切ったりしたんだ」
男は荒々しい息をあげながら荒野を走っていた。
この様子だと何かに追われているようだ。
「急げ、早く人間達のいる世界に通じるあの場所へ行かなくては」
男はなんて事を言いながらも走る速さを変えることなく走っている。
男の額からなどには大量の汗が垂れており、脱水症状がおきても不思議ではない。
「もうすぐ、も、もうすぐあの森に到着する、あの森なら追ってをまけるはず」
そんなことをいってる間に男が言っていた森が見えた、かなり大きな森であった。
「ここにいけば人間がいる世界に通じる!!少なくとも追ってもまけるはずだ」
なんて言っている男がふと後を見ると、沢山の兵隊らしき軍団が追ってきている。
「やばい、もう追ってが来やがった」
なんて言うと男ははその大きな森のなかに入っていった。
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