あなたへ贈りたい

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    目尻にしわをよせて、くしゃっと笑うその姿。 少し高い笑い声。 キャラメル色の髪。 いつも、私を支えてくれたその優しさも。 すこし、天然なところも。 恋しくて、恋しくて・・・。 こわれるくらいに、抱きしめたくて・・。 どうしようもなく、あなたに会いたくなりました。   そう思うたびに、会うことが叶わないという現実に、涙しました。 そんな私にも、ようやく前へ進める気がしてきました。 私には、今大切な人がいます。  あなたには、あまり似てないかもしれません。 彼に想いを告げられた時、私は涙が止まりませんでした。 嬉しいからなのか、切ないからなのか。     ただ、あなたの顔が一番に浮かびました。 私はずっと、あなた以外の人を愛すことは無いだろうと思っていました。 ずっと、あなたとの思い出を胸に生きていくのだとばかり、思っていたんです。 でも、いつの間にか彼に惹かれている私がいました。 嬉しさと罪悪感で苦しくなりました。 きっと、心のどこかで私は、彼を見ていたんだと思います。 事実、彼が大切な存在になっていました。 でも、あなたが何より大切だから。 心から想った、初めての人だから       
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