出会い
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視聴覚室へ着くと、アタシは自分の異変に気付く。 ―ポタッ…ポタッ…― 「はっ…アタシ何泣いてんの…あんな奴…」 ―負けたくない…アタシは強いんだから… 心でそう思っても…アタシの涙は、止まらなかった。 「白川?」 アタシがハッとし、急いで涙を拭いて後ろを振り向く。
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