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―ドカッ―
―えっ?
アタシがゆっくり目を開けると、そこにはアタシと同じ制服の子が立っていて。
「俺の大切な女に…手ぇ出してんじゃねぇよ!!」
―…黒崎…
顔をあげるとそこには黒崎がいた。
「チッ…」
男が去れば、黒崎はアタシの腕を掴み立たせてくれた。
「っ…なんで…アタシの居る場所わかったんだよ…」
「お前がとびたした後、心配になって探してたんだよ…そしたら男の怒鳴り声聞こえて…」
―そうだったんだ…
「悪いな…迷惑かけて…」
―ぎゅう―
アタシが俯きながら言うと黒崎はアタシを抱きしめた。
「お前が無事なら…それでいい。」
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