プロローグ

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アタシには、大好きな人がいた。 名前は忘れたけど。(忘れたんかい) 近所に引っ越してきた男の子だった。 「留衣ちゃん!!一緒に砂のお城つくろぉ?」 ある日、男の子はそぉいい、アタシを遊びに連れ出した。 アタシは親が夜中に帰ってくる事を知っていた為、近所の公園で遊んだ。 お城を作ってると、男の子が呟く。 「留衣ちゃん…」 「ん?」
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