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そんな感じで、今に至るって感じかな。
―ドンッ―
―いってぇな…
アタシが廊下を歩いてると誰かとぶつかり、地面に尻をついた。
「ぷははは!!わりぃわりぃ。お前そこにいたんだ」
ぶつかった相手は詫びる感じでもなくケタケタと笑っていて、アタシは相手を睨む。
―またこいつか…。
こいつは坂井…あれ?
坂井何だっけ…。
あぁ、思い出した。
坂井裕也-サカイ ユウヤ-。
うざい位ちょっかい出してくるやつ。
ま、気にしないけど。
「……」
アタシは無言で立ち上がり、坂井を恨むような目で睨みつけ、再び廊下を歩いた。
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