中山銀河

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銀河「あーあ、なんか最近やること無いなぁ~」 ベランダにのしかかっていた銀河はため息をついて空を見上げていた。 そのすぐ隣で声を聞いたのか近寄って来る奴がいた。 ???「どうしたんだ、銀河、そんなしけた顔して。」 銀河「うるせーな、たまにはゆっくりしたっていいだろ、お前の空想話は聞かねーぞ。」 ???「ばかやろう、空想じゃあねーよ、今年こそレギュラーになって大活躍するんだからな。」 今話ているこいつは、遠藤健二(エンドウケンジ)といって、空想ばかりかたる野球バカである 俺は健二とは中学校からの友達同士であり同じ野球部に所属している。 中学校の時から、ほら吹いていて毎年、「俺はこれから猛練習してレギュラーになる」「いままでの俺とは違う、俺は転生して強くなったんだ」など、大胆発言しているわりには、いままでと全く変わりなく、野球が下手くそなままなやつである まぁ、俺も下手くそなのであまり人を悪く言え無いが。 先生「こら、お前ら、ベランダにでるなといったろう もうすぐ授業がはじまるぞ、席に着け!」 銀河「あ、はい すみません。」 二人は先生に怒られ、渋々席に着いた。 銀河(今日の空は綺麗だったなー)と思っていた時、授業のチャイムがなった
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