中山銀河

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その日の授業は、とくにすごい事はなく、ごく普通に終わった。 監督「銀河! もっとしっかりボールを取って投げんか!」 銀河「は、はい すみません。」 銀河(そりゃ俺だってミスしたくてミスってる訳じゃあねーよ) 銀河は、下を向いてつぶやいた。 銀河(ハァ、俺ってなにをやってもうまくいかないなぁ) 結局、その日も、監督にアピールできず部活が終わった。 帰りに河原で空を眺めながら、「俺って何か取りえって無いのかなぁ。」 と夕焼けを見ながらつぶやいていた。
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