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「あのー、すみません??」
シャラヌが口を開いた。
なかなかのハスキーボイス。
「この武闘会って男女の部が分かれてるって聞いたんですけど女の人と戦っていいんですか」
「へ??」
審判がシャラヌの言葉に、目を丸くする。
「大丈夫、あなたも女性でしょ?」
「僕は男ですけど…」
「へっ?」
そこにいる全員の声がそろった。
「・・・」
そう言われれば。
ゆったりしている服を着ているから分からなかったが、肩幅もがっちりしているような??
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