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「何で能面なんや…?」
黒木は再びしゃがみこんで頭をポリポリかいた
「なぁ!愉快犯かな?」
警察官にそう訪ねると、警察官は首を傾げた
「なんやねんそれ…」
そう言うと黒木はまた立ち上がり警察官へ近付いた
「ワシ帰りますわ!写真とか書類、後でワシのパソコンに送って下さい。それと、まだ続く様な気がするんですよ…この事件」
「どうしてそう思うんですか?」
驚いた様子で警察官が聞くと、黒木は煙草に火をつけ鼻で笑った
「分からんけどな!これに似たような事件担当した事あってなぁ~…まぁ、その子は今回の事件と違って頭が悪すぎたんやけど」
そう言うと煙をフーっと吐いた
「じゃぁ~先失礼します」
黒木は煙草を吸いながらその場から立ち去った
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