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アミティ「あ~っ寝坊したー!」
アミティが慌てて
アルルたちの方へ走ってきた。
しかし、アルルたちには
気づいていない様子
アルル「アミティ?」
シェゾ「闇の剣よ……!」
遠くに見える人の名前を
呟いたアルルは
少し足を緩めてしまった。
アミティに気付かないシェゾは
アルルに
攻撃を仕掛けようとする。
アミティ「あっアルルー!」
アルルに気付いたのか
アミティが遠くから
手を振って走ってくる。
シェゾからは攻撃が
飛んできそう。
アルル「うーやばいー…」
シェゾの攻撃と
自分の攻撃を相殺させるか、
アミティを避けて
更に逃げるか…
アルルは迷ったが
足を完全に止めた。
そしてシェゾを見て、
攻撃の体勢をとる。
アミティ「あっあれは!
ヘンタイお兄さん!
あの二人……まさかケンカ!?」
アミティの思考
いい線いってます。
シェゾから
黒いオーラが出ているのを見て、
アミティはアルルの方へ
全力疾走!
シェゾ「喰らえ!
スティンシェイド!」
アミティ「危ないアルル!」
アルル「あっアミティ!?」
アミティ「うわぁぁぁぁあ!!」
アミティは
アルルを突き飛ばして
シェゾの攻撃を
モロに喰らってしまったようだ
アミティの悲鳴が
草原に響く
アルルは急いで
倒れたアミティに駆け寄り
しゃがんだ
アルル「アミティ!
アミティ大丈夫!?」
カー「ぐぐー!」
瞳を閉じたまま動かない。
衝撃が強かったのか
気絶した状態
シェゾ「……邪魔が入ったか」
シェゾは
悔しそうな表情を見せた。
アルルはゆっくり立ち上がり、
何かを呟いた。
シェゾ「何だ?ハッキリ言え。」
アルル「ダ…………ト。」
シェゾ「?」
聞き取れず、一歩だけ前にでた。
するとアルルの足元が光り、
両手を構えてシェゾを見る。
アルル「ヘブンレイ!!」
シェゾ「ッうわ!」
短い悲鳴を上げ、
遠くへ吹っ飛んだ。
アルルは
すぐにアミティに近づき
ヒーリングをかけた。
が
起きない。
起きる気配がない。
困ったアルルは
アミティをおぶって
家まで送った。
途中シェゾが
さっきの木に寄りかかっていて
傷だらけだったので
シェゾにもヒーリングを
かけてあげて、
そのままアミティの家へと
向かった。
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