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ハップさんは僕とエウレカを見てニヤニヤとしていた
僕は瞬時にやばいと悟った
「久しぶりだな。レントン。それよりもお前、昔の仲間に小銭を渡すわけないだろうな」
そんなことをハップさんは言ってきた
けど、これはじいちゃんからホランドたちのお祝い代…
僕は真剣に悩んでいた
「ハッハッハッハ。英雄さんからはお金はとらないよ。おめでとう!レントン」
ハップさんは僕が払った代金を返してきた
けど、僕は疑っていた
そして、ハップさんが言った『おめでとう』の意味がわからなかった
「ところでレントン。今日は何かあるのか?」
さすがハップさん鋭い!
僕は仕方なく打ち明けた
するとハップさんは大喜びした
そしてハップさんは先に行くと言って僕の家に向かった
…今日はついてない
「ね!レントン!早くケーキを買いに行こう!」
エウレカがそう言いながら歩きだした
僕も慌ててエウレカを追いかけた
ケーキ屋に向かう途中、僕とエウレカはいろんな店を見て回った
そしてケーキ屋に着いた
中に入ると外の暑さが嘘みたいに涼しかった
「わぁ~!綺麗!」
エウレカはショーケースの前に駆けよった
僕もショーケースに駆けよりケーキを見た
「あれ~!夫婦でお買い物?」
また懐かしい声がした
声のする方を見ると朱い瞳でピンク色の長い髪をした女の子がいた
「あ!アネモネ!」
エウレカが声を上げ駆けてきた
「アネモネ~」
その声と共にドアが開き男の人が入ってきた
「ド、ドミニク!?」
僕はこの偶然の再会に驚いていた
TO BE CONTINUED...
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