Episode 2 : KIDS ARE ALLRIGHT

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(ビシュ) 黒と赤のカラーのリフボードが目の前を通りぬけた 「くそ~!早い」 僕はドミニクたちに負けないように必死だった すると後ろからアネモネが現れるた 「あら!ロングボードなのに遅いわね!」 と言って僕たちを抜き去って行った 僕はアネモネのその一言でよけいむきになった 「レントン!右!」 エウレカのそんな声が聞こえた が 遅かった (バッ) 濃度の薄いトラパーにのってしまった そして減速 「ご、ゴメン…エウレカ…」 僕は自分のことしか考えていなかった だから、謝るしかなかった 「ううん…大丈夫だよ!レントンと一緒なら」 エウレカは僕を慰めてくれた 少し自分が情けないと思った 「レントン!前!」 また、エウレカが言った すると目の前からトラパーの大波がきていた 実際にはトラパーは透明で見えないけれど風や感覚でだいたいはわかった 「行くよ…エウレカ」 「うん…レントン」 僕とエウレカは同じように体重を少し前にかけた そして大波にあたる瞬間に体重を後ろにかけ、波にのったらまた前に体重をかけた 『いっけえぇぇぇぇぇ』 二人で叫んだ (バシュッ) するとうまく波にのれロングボード本来のスピードがでた いつの間にか目の前にアネモネとドミニクがいた (バッバシュ) 僕たちはさらにスピードをだした (ビッシュ) 僕たちはアネモネとドミニクを抜き去りそのままのスピードで地上まで一気に下降した 後からすぐにドミニクとアネモネもやってきた 「すごいなレントン、エウレカ」 ドミニクが褒めてきた アネモネは抜かれたのが悔しいのかすねていた 僕たち四人が家に入ろうとすると急に辺りが暗くなった 「な、なんだ」 僕がキョロキョロしていると 「あ!」 と言って空を指差した 僕はその指差した方向を見た TO BE CONTINUED...image=275176967.jpg
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