Episode 4 : SILENCE BURNS

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二人はジ・エンドに乗り込もうとしていた (プシュー) コックピットの開く音がした ジ・エンドが動くのを離れて見ていると……中々動かなかった しばらくすると 「レントン!すぐに来てくれ!」 とドミニクに呼ばれた 僕は急いでドミニクのもとに向かった そしてコックピットの中を覗くと そこには 二人用の座席があった 僕はドミニクが何をそんなに驚いているのかが分からなかった しかし、改めて中をよく見るとコンパク・ドライヴの近くに【AGEHA】という文字があった 「これは……あ!ニルヴァーシュ!」 僕はこの文字のことを思い出し急いでこと工場に向かった 「おい!レントンどこに…!」 「ごめん!すぐ戻る!」 と言ってドミニクの言葉を断った 工場の中に入るとニルヴァーシュは修理が完了していた 「じいちゃん!」 僕はニルヴァーシュのボードに【リフレクションタイル】を貼るじいちゃんを見つけた 「何じゃ?レントン?」 僕はじいちゃんのところに行き事情を説明した が! じいちゃんは驚きもしないでどちらかと言えば落ち着いていた そして最後のリフレクションタイルを貼りじいちゃんは 「………完成じゃ」 と一息ついてから僕に【AGEHA】について語ってくれた 「あれはなセブンスウェル現象を人工的にアーキタイプの内部に発生させ、そのLFOのアーキタイプ内部に発生したセブンスウェルの光でアーキタイプの神経に刺激を与え普段使っていない部分やそのアーキタイプ本来の性能を引き出すものじゃ」 長々とじいちゃんに語られたが僕はすぐに理解できた 「じいちゃん!つまりAGEHAっていうのはアーキタイプの一時的な強化なんだね」 じいちゃんは頷くとさらにこのことについて語ってくれた 「一見強いかのように見えるが実は短所がはっきりとしている」 僕はその言葉にやはりと思った 「その短所っていうのはまさか……!?」 じいちゃんは遠くを見つめながら言った 「………そう……時間じゃ」 TO BE CONTINUED...
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