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僕にはその写真を見つめるだけで言葉がでてこなかった
「レントン……それが真実だ。頑固ジジイには言ってある。あとは、お前の意志だけだ。ここに残るのもお前の自由だ。
けどな、何かを犠牲にしないと何かは手に入らん
何を失い、何を得るか。未来を選ぶのはお前だ!さぁ、レントンどうする」
僕は迷わずに応えた
「ホランド。俺は戦う。たとえ自分の肉親であろうとこの世界で生きていたい……エウレカと一緒に生きていたい………だから俺は未来のために戦う!」
ホランドは何も言わずに肩を叩き外に出て行った
それと同時にエウレカが入ってきた
「おはよう。レントン」
「おはよう。エウレカ」
あいさつをしてエウレカはニルヴァーシュに話しかけていた
「ね!レントン!」
エウレカが不意に話しかけてきた
「何?エウレカ?」
「レントン。私はレントンの味方だよ」
エウレカは僕の方を向いて笑顔で言ってきた
どうやら僕とホランドの話しを聞いていたらしい
僕は何も言わずにエウレカを抱きしめた
「え!れ、レントン!?」
僕はそのままギュッと抱きしめて耳元で言った
「ありがとうエウレカ。僕は君の同族を倒さなければいけない。けどそれが罪だというなら僕は世界を敵にしても君だけを守る。だから安心してエウレカ」
エウレカはありがとうと呟いてエウレカもギュッと抱きしめかえしてきた
(ビー、ビー)
その時急にニルヴーシュのレーダーが鳴った
TO BE CONTINUED...
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