Episode 6 : HUMAN BEHAVIOUR

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「なに!?コーラリアンだと!?ちっ!各自月光号ま……」 その時ホランドの声が何かに掻き消された 「…シ…イ」 何かが聞こえた 「エウレカ今な…」 「レントン!前」 そうエウレカに言われニルヴァーシュを急旋回させた 「あれは!!コーラリアン!!」 (ブォォォ) 空中で止まっていると抗体コーラリアンの群れが襲ってきた 「うゎっ!」 急いでニルヴァーシュを右に動かした 「レントン!一旦、月光号に戻れ!」 ホランドのその言葉を聞いて返事をするよりも体が先に反応した (バシュッ) 月光号へとニルヴァーシュを進めるとジ・エンドとデビルフィッシュもこちらに光速で向かってきた (ブォォォブォォォ) 抗体コーラリアンたちが雄叫びの声をあげこちらに光速で向かってきていた 「バスクード・クライシス」 アネモネとドミニクの声と共にジ・エンドの胸から朱い光が放たれた (ブシュッ) 抗体コーラリアンは朱い光に当たるとバラバラになり白い灰になって消えた 「早くしろ!」 ホランドの叫び声が聞こえ僕は急いで月光号の前へ向かった が 抗体コーラリアンに囲まれていた 「レントン!何してる!」 ホランドが叫んだが僕は無視して抗体コーラリアンの群れに突っ込んだ 「おい!レントン!」 そうドミニクが叫びながらジ・エンドも慌てて追いかけてきた 「聞こえるかいホランド?今からニルヴァーシュで道を開くからそこから脱出してくれ!」 僕はそう告げるとニルヴァーシュのブーメラン型ナイフで次々と抗体コーラリアンを切り刻んだ 「何を言ってるんだ!レントン!早く戻ってこい」 「…ホランド言ったよね。何かを犠牲にしないと 何かは手に入らないって……それにこいつらにはなんだか負ける気がしないんだ」 僕はそう言って前を向きエウレカの手を握りコックピットの真ん中にあるコンパクドライヴを引き起こした 「行こう。エウレカ」 「うん。行こう。レントン」 その瞬間、ニルヴァーシュが光に包まれた TO BE CONTINUED...
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