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「レントン、レントン?ね?起きてレントン」
誰かが僕の名前を呼んでいる
そう僕の名前は【レントン・サーストン 18】あの【アドロック・サーストン】の息子だ
(コッコッコ)
足音がした
「起きろ!レントン!朝じゃ!」
誰かが怒鳴っている
「起きんかァァァ」
はっ!!
「……おはよう。エウレカ、じいちゃん」
そこには僕の妻(?)【エウレカ】と僕の祖父、名前は【アクセル・サーストン】がいた
「なにがおはようじゃ!早く起きて朝飯を食え!」
朝から一喝された
「はいはい。ふぁ~あ」
大きなあくびをし立ち上がった
すると
「…はやく…せんか!」
また一喝された
朝からうるさいっての
「おはよう。レントン。起こしにきてあげたのに早く起きないからだよ」
エウレカは笑いながら言った
「ごめんごめん。また変な夢を見ていて」
僕は応えた
そして着替えようとパジャマを脱ごうとした
ん?
着替える?
着替え…
あ!
さきほどからエウレカがこっちをずっと見つめていた
「ちょ、ちょっとエウレカ、着替えたいから部屋の外にでてくれないかな?」
僕は照れながら言った
「どうして?」
エウレカは僕を見つめたまま不思議そうに聞いた「だってね。ほら、あれだよ、あれ。」
エウレカは首を傾げた
「あれ?」
僕は言葉に詰まった
そのまま2分くらい沈黙していた
するとエウレカが口を啓いた
「ねぇ?あれってなに?」
うっ!!
僕は追い詰められた
すると下から声が聞こえた
「マーマー!」
モーリスたちの声だった
エウレカは諦めたのか外にでて行った
「ナイス。モーリスたち」
小さな声で呟いた
でも内心は少しガッカリしている
また誰かの叫び声が聞こえた
「レントン早く起きてこんか!」
よく聞くとじいちゃんの声だった
「やっべぇ」
僕は急いで着替え外に飛び出した
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