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紅イ朱イ赤イ女王様
歩いて30分くらい
アリスに連れて来られたのは
「…城?」
「そぅ!!ハートの城」
「もしかして
逢わせたい人って…」
「女王様だょ男だけどね」
「…は?それは女王って呼ばないんじゃ…」
「言わなかったっけ?この国は全て男の人だょ」
アリスの一言に驚愕するが
本当かどうかは分からないし…
実際アリスをまだ疑っているからだ
…そんな可愛らしい顔で
男子発言されても実感ないよ
「もちろんホモもゲイもあり」
ホモとゲイって同じような…
あえて言わないけど
「アリスお帰りなさい」
「ただいま門番」
「おや?そちらの方は?」
「僕の友達なんだ!!」
「ほぅ…アリスの友達とは興味深いですね」
アリスに門番と言われた男は
整った顔,黒髪でグレーの瞳
眼帯で片目が隠れている
“紳士”
という言葉がシックリくる
門番は俺をじっと見つめてる
「門番――――!!!!」
アリスが不満そうな声で雄叫びをあげた
¨
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