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「…う.うん俺は大丈夫だ
それより…」
「ねぇチェシャ猫!!」
再びあっさりと言葉を遮られる
ここにいる人達は俺の話しを聞く気がないんだろうか?
そういえばアイツは…?
…どぅでもいいか
「なんだ?」
「なんでチェシャ猫は自分の事を“俺”って呼ぶの!?」
瞳をキラキラさせながら聞いてくるアリス
そんな質問一度たりともされた事がない
「別にいいだろ」
素っ気なく返事を返す
「チェシャ猫は女の子なのに?」
「アリスだって自分の事を“僕”って呼ぶだろ?それと同じ事だよ」
「…?僕は女の子じゃないょ?」
「は?」
どこからどう見ても女の子だろ
逆に男だったらおかしい程だ
「信じてなぃでしょ~」
「…だって…」
「見せてあげようか…?証拠」
そう言って顔を少し赤らめながら
スカートを少しずつ上げていく
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