墜チタ真実ト偽物

3/9
前へ
/105ページ
次へ
「…う.うん俺は大丈夫だ それより…」 「ねぇチェシャ猫!!」 再びあっさりと言葉を遮られる ここにいる人達は俺の話しを聞く気がないんだろうか? そういえばアイツは…? …どぅでもいいか 「なんだ?」 「なんでチェシャ猫は自分の事を“俺”って呼ぶの!?」 瞳をキラキラさせながら聞いてくるアリス そんな質問一度たりともされた事がない 「別にいいだろ」 素っ気なく返事を返す 「チェシャ猫は女の子なのに?」 「アリスだって自分の事を“僕”って呼ぶだろ?それと同じ事だよ」 「…?僕は女の子じゃないょ?」 「は?」 どこからどう見ても女の子だろ 逆に男だったらおかしい程だ 「信じてなぃでしょ~」 「…だって…」 「見せてあげようか…?証拠」 そう言って顔を少し赤らめながら スカートを少しずつ上げていく ¨
/105ページ

最初のコメントを投稿しよう!

250人が本棚に入れています
本棚に追加