そして続く恐怖

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先日と同じように一階、二階と回る。   異常はない。今日は例の泣き声も聞こえない様だった。   何もなさそうだと物足りない彼だったが、二階を回りきって最後、問題の階段まで来た。   しかし手前まできて躊躇した、やはり気味が悪いのだ。それに行ってはいけないそんな警告が聞こえる気がする 恐怖で足が進まない   しかしここまで来て確認もしない訳にも・・・好奇心と恐怖心が拮抗する。   迷ったうえついに好奇心が勝った。   だがさすがに鏡の前まで行く勇気は出なかった   階段の下まで来て踊り場の鏡に向かって懐中電灯を向ける。  
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