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そして三階を回る、誰もいない。
しかし二階で聞こえた声は今やはっきり聞える程に大きくなっていた
話し声ではない、これは子供の泣き声?
こんな時間にどうして校舎から?
誰かのイタズラか?
でも何かおかしい
声は四階から聞えるようだ・・・
彼は不安になり一階に戻った
そして美術室にそのまま足を運ぶ、まだ美術教師はいるだろうか?
幸いまだ明かりはついていた、そして彼は声をかけた
「すいませんちょっと一緒に来てもらえませんか?」
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