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「ねぇ陽翔!メアドと電話番号交換しない? なんだかんだで私達、もう友達じゃん!」 裕理が言った。 「そうだな!いいよ!」 「やったぁ! あ、緋芽も教えてもらいなよ!助けてもらったんだし…」 「…うん…私も聞いていい?」 「も…もちろん!ってか、俺も聞こうとおもっとったところでしでし…」 陽翔が思いっきり動揺しているのを見た裕理は、疑惑が確信に変わった。 (陽翔って面白いくらいにわかりやすいなぁ…) 3人はそれぞれ、メールアドレスと電話番号を交換した。 「じゃあ裕理、また明日学校でな!」 陽翔が言うと、裕理は両手を顔の前で合わせて陽翔にお願いした。 「陽翔…お願いがあるんだけどさ…」 「何?」 陽翔は裕理を見つめて聞き返した。 「…岡里くんのアドレスも教えてくれない?」 「司の? ん~…あいつに聞いてみなきゃわかんないけど…」 「お願いっっ!!!」 裕理は陽翔に強くお願いした。 裕理の強い気持ちを見た陽翔と緋芽は思う。 _
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