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(裕理って…
司のこと好きなのか?
まぁ…今日あいつカッコいいとこ見せときながらすぐ帰ったし…無理もないか…)
(裕理ってば…あんなレベル高い人狙うなんて理想高いとか何とか言ってたくせに…
結局惚れちゃったんじゃない…)
陽翔は、裕理が必死にお願いしているのを見て口を開いた。
「わかった!じゃあ俺が司にメールで言っとくから」
「ありがとうっ!」
「あの…緋芽も司のアドレス知りたかったりする?」
陽翔は少し押さえ気味に緋芽に聞いた。
「そうね…今日のお礼したいし。
私も聞いて平気なら…」
「うん!」
陽翔は緋芽と裕理に司のアドレスを添付して、メール送信した。
ここから、それぞれ好きな人を想う
恋愛戦争が始まることになる。
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