第1章

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『お母さん、この子が妹なのですか?』 『そうよ、ゆず…。 今日からこの子があなたの妹よ。』 『はい…可愛いです…。 凄く嬉しいです…! 名前はなんて言うんですか?』 『この子の名前はまだ決まっていないのよ…。 そうだわ!ゆずちゃん。』 『はい?』 『この子の名前ゆずちゃんがつけてあげて。』 『え?良いんですか!?』 『この子もお姉ちゃんにつけて貰えたら喜ぶわ。』 『え~とね…。』 私が産まれて間もない頃、私の始まりは母と姉の会話から始まっていた…。
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