第1話

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「今、迎えにまいるそうなので少々お待ち下さい」 彼女は、すぐに落ち着いてマニュアル通りに仕事し始めた。 俺は、ロック式のノート、別名夢花ノートをだした。(ドリームフラワー) そのノートにパスワードを入力する。 3‥‥2‥‥0‥‥3‥‥9‥‥0‥‥1‥‥2‥‥ と、 パカッ 底に、受付の人の名前を 名札を見て書き込み、 データを書き込む。 佐々木 香里 良い所 ある程度の事なら、対応し乗り越えられる。 マニュアル通りきちんと仕事こなせる。 髪をきちんとまとめている 改善策 表情を柔らかく。 どんな人でも1人1人大切にする。 レベル25。 カチャ 書き終え夢花ノートをしまい、後ろを向くと 「もう、終わりましたか?」 男性がいた。 その男性は、こちらに穏やかに近づいてきて、 俺に名刺を渡してきた。 名刺には、代表取締役秘書小浦木 直海 と書いてあった。 『貴方が小浦木さんでしたか。先程のご無礼申し訳ございません。』 小浦木さんも、また目を見開いて驚いていた。 「随分、しっかりしておられるのですね。これなら少し安心できます。では、ついてきて下さい」
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