第1話

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歩く事数分、何人もの人に見られた。 8階以上にいくと テレビなどでよく見る 有名人がたくさんいた。 でも、流石と思えたのは 皆がとても礼儀正しく おバカキャラで売れてる人でさえきっちり頭をさげ 「いつもおつかれさまです」 と言う。(全部平仮名なのはあえて突っ込まない) そして、通り過ぎる時は 「しつれいします。」 とまた頭を下げ前を通る。 僕は、微笑まずにはいられなかった。 「‥‥‥可愛っ」 ガッシャーン ここには似合わない音が 響いた。 僕も小浦木さんもつい眉間に皺をよせる。 周りも一緒だ。 少ししかいないけど、 充分分かった。 此処は皆が大切にしてる神聖な場所なのだ。 だから、目の前で どんな理由があったか分からないが机を蹴って投げ飛ばした、目の前の奴が気に入らない。
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