存在しない神様

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---ドウシテ私ノ名前ヲ知ッテイルノ? 私は神様だからさ ---ドウシテ僕ノ苦手知ッテイルノ? 僕は神様だからさ ---ドウシテ君ハ泣イテイルノ? 神様の涙は雨となり地に墜ちるのさ ---ドウシテ………? 神様だから仕方がない ---神様ハ何デモアリナノ? 神様は何でもありなのさ ---不公平ダヨ 私だけが幸せでいいのさ ---人ヲ見捨テル神様ハ神様ジャナイ悪魔ダ!!! 負け犬の遠吠えだな ---ソンナ神様ハ悪魔ダ ふはははははははっ!!! ---恨ンデヤル恨ンデヤル!!! 《恨めないヨ》 ---何故ダ! 《だって神様だもン》 ---クソゥ!!クソゥ!! 人は、悔しがっていました。 神様は言いました。 ところでお前は誰だ? 少年は言いました。 《僕は存在してない人物だけド?》 とクスクス……… 悪魔だと言われた神様は存在しない者に 「 」されました。 そして、存在してない者が新しい神様となったのです めでたしめでたし……… クスクス………
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