本当にはてしない…

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本当にはてしない…

年齢にもよりますが、昔映画でネバーエンディングストーリーを観ました。 凄く好きでした。 ビデオを借りて何度も観ましたよ(笑) そして大人になって『はてしない物語』を読んでみたくなりました。 図書館にもありましたが、どうしても自分の物にしたくて、何度か迷ったあげく買いました。 悩んだ理由は値段が高かった事、読む時間が作れない事… 3000円近くする本は滅多に買いません…って言うか…買えませんから。 当時はまだ既婚者だったのでその遠慮もありました… 買った満足感だけでしばらく読む事はありませんでした。 本を開いたのは離婚して、寝るまでの時間が自由になってからでしたね。 手に入れて6年以上立ちますが、未だに読み切れてません(笑) なぜなら…『はてしない物語』だからです。 読み出すと必ず『それは次回に』 と視点の事なる物語を匂わせられるんです。 気になって仕方ない! しかし、決して語られる事は無いのです。 『はてしない物語』の中にまた『はてしない物語』が続いて行く… それは自分が作りだして行く物語… その一つ一つが気になり続きが読めずにいます。 ハードブックに箱型のケース… ケースは年月と共に色を失いつつあります。 でも、本は決して色あせずにそこに居るのです。 いつかは私が物語を語る事を信じて… これは大げさか(笑) 『はてしない物語』 の意味を知った時の喜びと挫折感… なんとも言えない気分ですよ。
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