雪が白くなった日
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女が、古着のようなドレスを身につける。 男はくたびれたスーツを着ると、女の前に膝をついて、手をさしのべた。 楽しそうに、女がその手をとる。 誰もいない夜の闇の中を、手をつないだ二人は村へ向かって歩きだした。 もう、雪が積もり始めていた。 地面を踏みしめるたび、キシリと小さな音があたりに響く。 二人は、村人たちが結婚式をあげる広場に立った。
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