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どうも、こんにちは。
琴月 翡翠です。
俺がマネージャーになって一週間が経ちました。
え?今何やってるかって?
只今、西原と間宮が練習試合をしているので、
そのスコアを取っている最中だ。
――…もっちゃ、くちゃ、もぐ、もぐもぐ、くっちゃ
「はーい、あと1ゲームでくっちゃ、…もぐもぐ、間宮がもっちゃ、くちゃ、くちゃ、もぐ、勝つぞー」
くちゃ、くちゃ、モグモグ、…
「だぁー―!!さっきからクチャクチャうるせーよ!!集中出来ねぇだろーが!!!」
西原が叫ぶ。
「はぁ、全くだ。何食ってんだ、琴月」
間宮が西原に続き、翡翠に問う。
「スルメ」
当然のように言う翡翠。
「今、食う必要ねぇじゃん!!」
「口が寂しくて、死にそうなんだよ。」
「お前はウサギか」
無事にスコアも取り終わり、そのスコアを部室に持っていく。
途中で林と遭う。
「あ、おい琴月。これ届けに行ってこい」
「言葉使いには気をつけようか、林くん」
ニコニコ笑いながら右手には拳が作られていた。
それを見た林は少し後ずさるが、そこは部長としてのプライドもあるので、『これ』と言われたものを差し出す。
差し出されたのは、少し大きめの茶封筒が1つ。「あ?何これ?」
眉間に皺を寄せて聞いた。
「来週そこの高校と交流試合するんだよ。
それについての資料」
ふぅん、と興味なさげに相手の学校の名前を確認する。
『荒楓学院 高等部』<コウフウガクイン コウトウブ>
と書かれていた。
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