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翌日
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今は3時限目が始まる前の数十分休み。
次は体育なので、男女に別れて着替える。
因みに翡翠はバレたら困るので、トイレで着替える。
着替えも終わり直と体育館へ行く。
ぞろぞろと男女共、体育館へ向かう。
体育の授業は2クラス一緒に行うことになっている。
「あ"ぁー、めんどい」
翡翠の目は死んでいた。
「気が抜けるような声だすな。」
翡翠と直が振り向くとそこには、林、西原、間宮がいた。
「あ、レトルト」
「誰がレトルトだぁぁあああぁ!!!」
「何?レトルト嫌なの?じゃあ、本格派で。」
「ぶっ殺すぞ!!」
西原が止めに入り、ひとまず喧嘩は終了。
タイミング良くチャイムが鳴り、3時限目が始まった。
今回のやる種目は男子はバスケ、女子がバレーボールに決まった。
試合は、クラス対抗で行われることになった。
翡翠と直はクラスメイトの男子とチームを組む。
林たちも自分のクラスメイトとチームを組む。
試合は5試合することになっていて、その内4試合終わった。
勝敗はどちらとも2勝2敗。次の試合で勝者が決まる。
最後の試合は翡翠チームvs林チームとなった。
「めんどいからさっさと終わらせるぞ、直」
「了ー解♪」
外野からは、黄色い声援が聞こえてくる。
女子たちが授業そっちのけでイケメン対決を見に来ている。
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