授業

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ちょっとショックな林←(笑 林を宥めつつ、西原が翡翠たちに提案する。 「片付けるの手伝ったら、今度お菓子買ってやるよ」 「ホント!?」 「マジでか」 「あぁ」 翡翠と直は目をキラキラと輝かせた。 「「誠、大好きィー!!!vV」」 「Σぅおッ?!」 直は背が低いので西原の腰に飛び付き、翡翠は西原の首に飛び付いた。 「わ、分かったから。片付けてこい!!」 「「ラージャ!」」 翡翠たちはものすごいスピードで片付けてゆく。 「(ハハ、単純)」 フッ、と翡翠たちを見て微笑む西原。 翡翠は、男子の片付けが終わったので直と西原の所に戻ることにした。 が、途中で女子たちが授業に使った審判用の椅子(デカいやつ)を誰が運ぶか相談していたのを見かけ、翡翠が近付く。 「俺が運ぼうか?」 「え?」 女子たちが振り向く。 そこには、ニッコリと顔に営業スマイルを貼りつけた翡翠が立っていた。 「え!?ひ、翡翠君が??」 「うん、俺が運ぶよ。女の子には無理だと思うから(俺はいけるけどね)」 また、笑いながら言うと女子たちは顔を赤くしながら、「じゃあ、よろしくね///」と言ってそこから離れた。 その様子を3人の男子がじっと見ていた。
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