第二章 正義執行人

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「正直、元から貴方達がまともに仕事するなんて期待はしてません」 手すらも汚すことにすら表情一つ変えない黒服の男。 この光景に一般人は怯えつつ日常を続ける。 「おまえ…」 銃を強く握り締める。 「今は日本の為に引き金を引けないことがアンモラルである。分かったな」 男は、こちらの命まで奪う様子はない。 「ならば、あの男を殺れ」 男は、雑踏に紛れる人物を指差す。 「理由は聞くな。しかし、彼はマナーを侵したことは確かだ」
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