二章:「ロリコン」の要素、要件

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3.他の「ロリコン」と意見が割れたとき、自己の信念を曲げない。 これは「ロリコン」の「私の考えこそが崇高」という、相手の意見に対し「坊やだからさ」的な精神で対抗したものである。かくいう作者も若い頃に綾波かアスカかで争い、「綾波こそ神」で自己完結していたが今振り返れば、若かったなぁ。 次に、要件について述べる。要件とは、要素に似ていて非なるものである。 1.18歳以上の男子であること(説によっては高校入学と同時に、18歳以上と同等と推定するものもある(身体的ロリコン説))。 つまりは、少女に恋して許される年齢を規定している。 2.社会通念上、他のものに「嫌悪」の情を抱かせ、もっぱら「犯罪の臭い」を漂わせるように、少女を、性的又は精神的を問わず好きになったもの(「少女良俗に反する」といわれる)。 この要件について、2つの説があるので説明しておく。1つ目は「思考有責任説」という説で、「考えた」(少女良俗に反することを)時点でこの要件に該当するものとする。2つ目は「思考無責任説」であり、公の場での発言をもって該当するものとする。 作者は「真性ロリコン」(真性と仮性については後述)であり、「ロリコン人口」が増加しライバルの急増を避けたいので思考無責任説を採りたいが、あえて思考有責任説を採ることとする。
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