80人が本棚に入れています
本棚に追加
/53ページ
病気を学校側に言ってから数ヶ月。
退職届けが受理された。
子供たちが大好きでみんなと離れるのは、絶対に嫌だったが、退職を覚悟して学校側に報告したのだから、辞めるしかない。
夏休みで学校には部活の生徒、当番の生徒、遊んでる生徒、プールに来ている生徒、たくさんの子供たちに先生たちがいた。
二学期には、みんなに会えないと思うと、辛くて涙が止まらなくなった。
自分の机の荷物を、まとめながら色々、思い出した。
同期の先生に
「私はいつも近くにいる」
「中村先生の生徒は私に任せて!安心して!」
って言われ余計に涙が止まらなくなった。
最初のコメントを投稿しよう!