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グラウンドの中ほどまで歩いた頃、無言で歩いていた誠が口を開いた。 「なつ、怖い思いさせてごめんな。」 「えっ?」 夏子は驚いて聞き返した。 「ごめんな。」 誠は前を向いたまま、繰り返した。 「大丈夫ですよ!少しびっくりしたけど。」 夏子は笑い飛ばす様に明るく言った。 「そっか。でもごめん。これからは、一人で行かせないから。」 誠は夏子の手を引く手に力をこめた。
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