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「何言ってんだお前!?今日転校生が来るっての聞いてないのか?昨日、木村にお前に伝えといてって言ったんだけどな」
……裕也それはかなり大事な事じゃねーか
「裕……」
……也。
やられた、あいつ俺が怒ると予想して俺が喋れないであろう女と話してやがる……
クソ、あいつは俺と違って女にも人気があるからすんなりと女も食いつくんだよな。
「じゃあ、僕は自分のクラスに帰りますよ光」
「え、お前3組じゃないの?」
「違いますよ僕はお隣りの4組ですよ」
「モーちゃんも?」
「うん、僕も西君と同じ4組なんだ」
「何だって!?裕也お前7組だって」
「馬鹿野郎!俺は障害者じゃねーしお前の後ろに席があるだろこの野郎!!」
『ワッ、ハッハハハハハ 』
このやり取りでクラスは笑いに包まれた。この学校は7組まであり7組は学年関係なく特別身障学級のクラスなので普通の生徒は6組までなのだ。
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