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そんな裕也を哀れみながら机に伏せた。男の反応で分かる、転校生が女だというのを。
「転校生の木野由里です。本当ならば2日前に来るはずだったんですけど風邪をひいてしまい今日になってしまいました。こんな者ですけども皆さんよろしくお願いします」
やっぱり……男からは、
「可愛いー」
可愛いのかその女は
「好きなタイプは」
率直過ぎるだろ!おい!
「好きです!」
フラれたな
「俺と一緒に夜の遊戯を!」
「エロいんだよ!!裕也!」
俺は後ろに直ぐさま振り向き裕也の脳天を強く叩いた。
「痛ってえー、そんなに強く叩く事はないだろ光」
うるせぇお前がエロ過ぎるからだ。
「面白いですね先生」
「だろ、木野あいつらは俺のお気に入りだからな……おい、中村いい加減前向け!」
おっといけね、裕也の事叩きすぎた。
俺は前を向いた。そこにはそこそこの身長にショートカットの髪の女………が……
「「ああ!!!!」」
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