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「そうか、じゃあお前に選択してもらおう」
「選択?」
「そうだ、この賭けに乗るかそれかお前の隣の席に木野を座らせるか、どれか選べ!」
な、難しい選択だ。一年の頃からずっと空席だった隣をいきなり来た転校生に座らせるだなんて俺のポリシーが許さない。
かといって、この意味深な賭けに乗るのもやだ。
……どうする?俺?
「まだか!?中村!」
あの凛々しい顔が妙にうざい。
「まだかよ、光」
うるせー裕也め、俺の気持ちにもなってみろコンチクショー!
「時間切れだ中村、さぁ選べ」
しょうがない、あれにしよう。
「分かりました、俺の隣へどうぞ」
「ちっ、つまんねー奴。そうゆう事だ木野、中村の隣に行けそこが一年間ずっとお前さんが座る席だ」
聞こえてんだよ平先!!つまんねー奴ってこれにつまんねーもクソもねえだろ!
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