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「えっ先生一年間ずっとこの席ですか?」
あの女こと木野が自席に座って言った。
「そうだ、席替えは面倒くさいし2日前にやったたから別にいいだろ」
「はぁ」
木野は呆れ気味に言うと体を俺の方に向け
「よろしく、中村」
と挨拶した、残念ながら俺は挨拶もしないし話しもしません。
「ムッ……よろしくね木村君、鈴木さん」
相当嫌われてんな俺。
「よろしく木野さん」
「よ、よろしく木、木野さん」
木野の挨拶が終わった直後HR終わりのチャイムがクラスに鳴り響いた。
「じゃあ休憩時間だ次の授業の用意でもしてろ!あと木村は変態発言の罰として放課後1人で掃除なだから今日は放課後の掃除は木村以外はなしだ!」
平先が喋り終わったと同時に男は歓声、女は木野の方へ行った。
俺は平先が喋り終わる前に机から離れたので害はなかった。
「4組行こうぜ裕也」
「放課後……掃除……」
避難という形で俺と裕也は4組に向かった、その時に背中に何か視線を感じたけど無視した。
それより裕也……ドンマイ。
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