女嫌いと屋上

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「そうだったんですか光」 「そうなんだよ」 今、俺と裕也は4組でモーちゃんと西とで話しをしている。内容は先程の木野の叫びの事だ。 あの声は相当響いたから隣のクラスの人は誰の声かと言うのが気になっていたらしい。 「でも奇跡だよ!光君。3日前にぶつかった女の人と同じ学校ましてや同じクラスなんて」 「そうだそうだ!てめぇ女嫌いのくせにあんな可愛い女の子と知り合うなんて羨ましいぜこの野郎」 羨ましいだと……裕也。 「何が羨ましいんだよ!あの女の性格見たか!?俺は中村でお前は木村君!?絶対にぶってるぞあの女」 「女嫌いな割りにはそうゆうとこは気にするんですね光」 俺の肩を軽く突きながら言う西、お前までそう言うのか。 「ちげーよ、例え女だとしてもあの性格だけは嫌なんだよ」 「ほれほれ、噂をすれば3組から木野さんが鈴木さんの手を引っ張って出て来たぞー」 裕也の言葉に反応して3組を見た木野の奴もう友達作ったのか。 てかよ、あいつの性格のどこがいいんだ!?水谷!……あれ?違ったような気がする……水野だっけ?水沢だっけ?……まっいっか。
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