TSUNAMI～少年と雨の物語～

女嫌いと屋上

それからというもの音楽では静かに受け平先担当の世界史では騒ぎまくり残り2時間も同様に騒ぎまくって久しぶりの昼休みを迎えた。

「うるせぇんだよ光、お前の授業態度」

さっきからずっとうるさい、うるさいと耳を塞ぎ階段を上っている裕也。

「馴れただろ、俺のその態度には」

俺も一緒に上りながら言う。

そう、俺の授業態度は教師によって凄まじく変わる、男だったらドンチャン騒ぎにするし女だったらかなり静かにする。

そんな俺だから男には人気があって女からは人気がない、本当に何度も言うけど女からなら人気がなくて別に良い。

ガチャ

「ふぅー涼しいね屋上は」

俺らは屋上に来た。此処に来たのには理由があっていつも俺、裕也、モーちゃん、西で屋上に来て飯を食べている。

それも屋上の上で。

どうゆう事かというと何処の学校でも屋上までの階段の上にはハシゴがあって貯水タンクがあると思う。この学校の貯水タンクがある所の面積は相当あり畳でいうなら15畳ぐらいありそこで俺らはいつも飯を食べている。