第三の場景

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「じゃあ…話してもらおーか」 「あぁ」 あのまま 俺達は部屋の片付けや 怪我の手当てなどに時間がかかり あの時はまだ 昼前だったが 今は既に宵の時間へ変化していた そして隠していた事も ばれてしまい 結局俺の苦労は水の泡になったわけで まったく溜め息しか出ない 「俺は…鬼兵隊所属、暗殺部隊部隊長。ならびに高杉の側近だ」 綺麗に片付いたソファの上で 俺は腕の包帯を弄りながら そう話しはじめた
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