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メイド全員は、シャローンに向かって敬礼して……再び彼女の言葉に耳を傾けた
シャローン『この後は、夕食まで自由時間とします
ゆっくり休んでくださいね』
シャローンはそういって微笑むと
シャローン『これで、緊急ミーティングを終わります』
そういって、階段を上っていった
フェンネル『ややこしい事態になってきた』
ナスタチウム『そうね……』
ケッパー『シルヴァランドと戦うかもしれないなんて考えもしなかったよぅι』
コリアンダー『同感、あの国は余程の事がない限りは攻めに転じるなんてなかった筈なのに……』
オレガノ『案外、【スケールギルド】の侵略頻度に頭にきたのではとも考えられるけど……』
アニス『例えそうだとしても……いつ、こちらに攻め入ってくるかわかりませんから今のうちに覚悟を決めておかねばなりませんね……』
六人は気を引き締めた
ケッパー『そういえば……アニスとナスタチウムはシャローン様に呼ばれてたよね?』
コリアンダー『そうなの?』
アニス『ええ……ι』
ナスタチウム『終わったら来るように言われたけど……何かあったのかと不安なのよねι』
コリアンダー『そうなんだι
でも、特に何かミスしたわけではないと思うし……気楽に考えていいんじゃない?』
フェンネル『同感』
ナスタチウム『それならいいんだけどねι』
アニス『とりあえず、行ってみますι』
オレガノ・ケッパー・コリアンダー・フェンネル『行ってらっしゃい』
他のメイド達がざわめくなか、アニスとナスタチウムはシャローンの部屋へと向かって行った……
そして……これが、大きな仕事の始まりだということをまだ二人は知らないのであった………
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