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一方、ナスタチウム達は食堂についたので席に座ってアニスとケッパーを待っていた
オレガノ『あの二人、無事に終わったのでしょうか??』
フェンネル『アニスがいるから大丈夫だと思う』
オレガノ『それならいいのですが…』
コリアンダー『多分、今頃…食堂に向かって走ってると思うよ?』
ナスタチウム『私もそんな気がするわ』
オレガノ『はぁ…ι』
四人がそんな会話をしていると…後ろから《バタバタ》と足音が響いてきて、アニスとケッパーが現れた
ナスタチウム『ほらね』
アニス『すいません、今終わりましたι』
ケッパー『ただい…まあにゅっ!?』
ケッパーは座る直前で勢いよくコケてしまい、それと同時に《ゴンッ!!》という音が響きわたった…
どうやら、テーブルにおでこをぶつけたようだι
オレガノ『ちょっ、ケッパー大丈夫!?』
コリアンダー『今、鈍い音がしたわよ?ι』
ケッパー『なんとか…ι』
ケッパーは痛そうにおでこをさすっていた
アニス『特に外傷は負ってないみたいですね…』
アニスは、ケッパーのおでこをのぞきこんでそういうと…ハンカチを水で濡らしてケッパーのおでこに当ててあげた
アニス『少し冷やしておけば痛みも取れると思いますから』
ケッパー『アニス、ありがとうι』
アニス『どういたしまして』
フェンネル『アニスのそういうところ、尊敬する』
コリアンダー『私も尊敬してるわ、貴女は迅速な対応が出来てるからね』
ナスタチウム『確かにアニスは、判断力が優れてるわね』
アニス『ありがとうございます
でも…オレガノ程ではありませんよι』
オレガノ『そんなことないです、アニスさんの方が判断力は強いと思います』
アニス『そうでしょうか?』
オレガノ『はい』
六人はそう言葉を交した
そして、テーブルの上にある夕食を見た
今日の夕食のメニューは、《クリームシチュー》、《パン》、《野菜サラダ》といったそれなりにバランスが取れたメニューだった
ケッパー『わぁ♪美味しそう♪』
ナスタチウム『今日は全体的に洋風なのね』
フェンネル『シチューは好き』
コリアンダー『私も♪♪』
オレガノ『シチューはいいですよね♪』
アニス『そうですね♪』
六人は嬉しそうにシチューを見つめていた
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