7人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
そして、それから少し経つと……他のメイド仲間が次々と食堂にやってきて席へと座っていった
どうやら、夕食が始まるようだ
ケッパー『そろそろだね♪』
オレガノ『私もお腹がペコペコよι』
フェンネル『同意』
コリアンダー『今日はたくさん動いたから、夕食もいつも以上に美味しく感じられそうね♪』
ナスタチウム『そうね♪一生懸命、仕事をした後の食事はまた格別よね♪♪』
アニス『ええ♪』
六人はそう言葉を交した
そして、それと同時に全員の《いただきます!!》の掛け声が響き渡り、夕食が始まった
ケッパー『モグモグ♪』
オレガノ『ケッパー、そんなに一気に食べなくてもシチューはなくならないわよι』
ケッパー『だって、凄く美味しいんだもん♪♪』
オレガノが心配してるのを感じとりながら、ケッパーはシチューを凄い勢いで食べていた
どうやら、相当お腹が空いていたようだ
コリアンダー『うん♪♪♪やっぱり、今日はいつも以上に美味しく感じるわ♪』
フェンネル『うん、美味しい』
一方、コリアンダーとフェンネルはというと…ニコニコしながらシチューを食べてるコリアンダーに対し、フェンネルは黙々と食べていた
流石、凸凹コンビである
ナスタチウム『う~ん……クリームのなかに少しチーズが入ってるみたいね
それに、細かく刻んだパセリをひとさじ添えてるのもポイントが高いわね』
アニス『美味しい……仕事の疲れが抜けていくような感じがします
それに、隠し味もいいアクセントになってるみたいですね♪』
そして、アニスとナスタチウムは……シチューの味を評価しながら食べているナスタチウムと、シチューの味をじっくり堪能しながら食べているアニスの姿があった
まぁ、考えていることは似ているようだが……表現方法はかなり異なっているようだ
そして、いつの間にか六人ともシチューだけ食べ終えてしまっていた
ケッパー『あ、全部食べちゃったι』
オレガノ『そりゃ、あんなに勢いよく飲んでたらねι』
コリアンダー『おかわり貰おうかな♪』
アニス『私も後程、おかわりをいただきたいですね』
フェンネル『その前に、他の料理も食べないと…ι』
ナスタチウム『食べて、まだお腹が空いてたらおかわりすればいいんじゃない?』
コリアンダー『そうねι』
最初のコメントを投稿しよう!