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六人はそう言葉を交わすと、パンと野菜サラダもあっさり平らげてしまった
ケッパー『よし、食べ終わった♪♪
シチューお代わり♪♪』
アニス『私も参りましょう』
コリアンダー『私も行くわ♪』
アニス、ケッパー、コリアンダーはそういって皿を持ち……シチューのお代わりをもらうために食堂へと向かって行った
オレガノ『ふぅ……お腹いっぱいです』
ナスタチウム『私も』
フェンネル『ちょっと食べすぎたι』
一方…ナスタチウム、オレガノ、フェンネルはお腹がいっぱいになったらしく椅子に座ってアニス達の帰りを待ちつつ
〔あのシチュー、凄い人気なんだろうなぁι〕
と心のなかで思うのであった
その頃、アニス達は食堂についていたが……シチューの鍋をのぞくと空っぽになっていた……
ケッパー『~~!!!』
コリアンダー『考えることは同じだったみたいねι』
アニス『今回は仕方ないので諦めましょうι』
ケッパー『あうう~……』
アニス達は、《トボトボ》と食堂へと戻って行った
そして、食堂につくと三人ともかなり落ち込んだ状態で椅子に座った
オレガノ『さ、三人ともどうしたのですか?ι』
ケッパー『シチューがなかったのι』
フェンネル『やっぱり、凄い人気だったみたいね』
コリアンダー『それだけに残念だわι』
アニス『でも、またいつか作ってくれると思いますのでその時を楽しみに待ちます』
ナスタチウム『それが良いわね』
六人はそう言葉を交わし、夕食を終えた
そして……遂に任務へと赴く時間が来てしまった
アニスとナスタチウムは、各々の武器の手入れをした後……仲間達の方をむいた
アニス『それでは行って参ります』
ナスタチウム『直ぐに終わると思うけど…行ってくるわね』
アニスとナスタチウムはそういって淑女のように会釈した後、箒とモップに座り…空に浮かび上がった
コリアンダー『気をつけてね』
フェンネル『頑張って』
オレガノ『頑張ってくださいね』
ケッパー『お土産よろしく♪』
コリアンダー達は、アニス達を見送った
ケッパーのはちょっと見送りとは違うみたいだがι
アニスとナスタチウムは手を振りながら【スケールギルドの国境】へと向かって行った
これが長い任務の始まりだと知らずに……
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