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昔むかしある国で、何よりも星を愛する少年がいました。
それはそれは大好きで、朝起きたら顔を洗うよりもまず今夜の星達の姿を想像し、食事中にも星を楽しみにしては、寝る時も星を見ながら寝るのでした。
少年の父親と母親も星が大好きでした。
貧しい生活を続けていましたが、父親と母親はコツコツ貯めたお金で少年に望遠鏡を買ってあげました。
少年は大喜び。
その望遠鏡をいつも覗き込み、少年は星達を毎夜眺めていて、父親と母親を困らせました。
ある時、少年は赤い星を見つけます。
周りがピカピカと黄色に光る星達の中で、それはとても目立っていました。
少年はその星をとても気に入って、望遠鏡でいつも見ることにしました。
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