「暁じい編」

暁じい編①

だいぶ薄暗くなった頃。ここは土曜夜９時からやってるドラマに出てきそうな廃材置き場。
なにやら悪い兄ちゃん達のアジトかなんかみたい。
そんな中に、兄ちゃん達とは違う影が数個…。
「仲川八尋以下全員、HSK発動‼」

イヤホンから指示を受け、一つの影が立ち上がる。
「八尋、あまりハメを外しすぎないようにね‼」
「へーへー😁海里ぃそれよりファミレス予約しとけよぉ✋おーっし、美るてぇ、蒼司ぃ。光明。これ終わったら、ガ○ト行くぞガス○。ハンバーグ定食食い放題だぁ✋気合い入れて行くぞ」
一つの影に続いて、いくつかの影も立ち上がる。「私✨苺みるくパフェとバナナパンケーキと抹茶生チョコケーキとミルクレープとココアプリンとあとそれから…」
「まっ、怪我ないように頑張ろうか✋気をつけろよ八尋。あんまりいじめると、相手が可哀想だから✋」

「つか、何で違う学校の奴まで来てんだよ…💧」
「俺？俺ぁ八尋のボディガードだよ光明くぅ～ん😁」
「おいこらぁ💢いつまでも無駄話してんなぁぁぁぁぁ💢早く終わらして○スト行くぞガス○💢」
「美桜く～ん💧イヤホンごしに叫ぶのやめてぇ～耳痛い～💧」

武器を手に持ち、いざ出陣。「さぁて…兄ちゃん達ぃ、つーわけなんであんたらとっとと私らにやられちゃって😁早く、ガ○トで食い放題したいからさあああああああああああ‼」
その瞬間、兄ちゃん達の怒号と悲鳴が、そして、少年少女達の雄叫びが花ヶ濱中に響き渡る。
「ハードな」「仕置きで」
「悔い改めろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ👊👊👊👊👊👊👊👊」