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魅月『ッつ~疲れる~…』
欠伸をしながら伸びをする魅月。
彼は朝の8時からぶっ通しで、午後の3時まで研究に打ち込んでいたのだ。
疲れるのも無理はない。
魅月『さてっと、栄養ドリンクでも買いに行こう。』
好物の栄養ドリンクを買いに行こうと席を離れると同時に、ドアが開いた。
?『おう、魅月。
一段落ついたのか?』
ドアを閉じながら入ってきたのは、魅月の友人の秋山 勇一(あきやま ゆういち)だった。
彼も魅月と同じ研究部屋で研究をしている。
魅月『ああ、たった今一段落ついたところだ。』
ふと、魅月は勇一の持っているコンビニ袋に目が止まった。
魅月『ん、何買って来たんだ?』
勇一『ああコレか?
リポビタンDを5本買ってきた。』
魅月『!!!』
魅月に電流走る。
魅月『俺に一本恵んで下さいッ!』
勇一『そう言うと思ったよ。
ホレ。』
と言って、勇一は魅月に一本渡した。
魅月『サンキュー!』
早速、魅月はゴクゴクと飲み始めた。
勇一『ははは
相変わらずだな~。
で、レポートはどのくらい進んだ?』
魅月は一気に飲み干した後、一息ついて。
魅月『ああ、順調順調。
この調子なら1月には終わると思うな。』
勇一『そうか…、
なら結構余裕があるな。』
魅月『お前もちゃんとやればの話だけどな。』
勇一は笑いながら、
勇一『当たり前だろ~。
とはいえ、今やってる課題がちょっと辛いんだよなぁ~…。』
魅月『ん?
困ってんなら、俺も協力するぞ?』
勇一『ああ、
ほんじゃ、今度頼むわ。』
りょーかい。と魅月は答えながら、空きビンを洗う為に流し台へ向かった。
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